宿泊税の申告を行うには、電子申告が便利です。以下、宿泊税納入申告を電子申告で行う手順を説明します(ここでは、宿泊税経営申告は済ませていることを前提とさせて頂きます。)。
2か月に一度の定期報告については住宅宿泊事業法の定期報告をご確認ください。
宿泊税の計算方法と税額
京都市の宿泊税は、宿泊者1人1泊当たり、次の税額が適用されます。例えば、2人組のゲストが3泊した場合、2人×3泊=6(延べ宿泊人数)に税額をかけたものが、宿泊税となります。税額は、以下の表のとおりです。
宿泊料金(税抜き) | 税額 |
---|---|
20,000円未満 | 200円 |
20,000円~50,000円未満 | 500円 |
50,000円以上 | 1,000円 |
延べ宿泊人数を集計しておく
上記のように、京都市の宿泊税は「延べ宿泊人数×税額」で求められますので、予めAirbnb等のOTAサイトのカレンダーをみながら、月ごとの延べ宿泊人数を集計しておくと、後の計算がスムーズに行えます。
また、住宅宿泊事業の場合、延べ宿泊人数は定期報告の際にも集計が必要となりますので、以下のように施設ごとの表にして保存しておくことをお勧めします。
表中、青色のセルは、「申告納入期限の特例」を受けている施設です。黄色のセルは特例の対象外の施設です。こうしておくと、毎月申告が必要な施設(黄色セル)、3か月に一度の申告でよい施設(青色)が視覚的にわかりやすく、管理しやすいと思います。
京都市電子申告ページにアクセスする
1.まずはブラウザを開き、京都市情報館の電子申告のページにアクセスしましょう。「京都市 宿泊税 電子申告」で検索します。
2.次に宿泊税の電子申告のページへ移動します。
3.宿泊税納入申告をクリックします。
4.電子申請(画面入力)をクリックします。
5.ログイン画面です。ユーザー名とパスワードを入力し、ログインしてください。
初期設定で、ユーザIDは「kyoshu + 指定番号(※)」、パスワードは「 # + 指定番号(※)」となっています。
※ 指定番号は「宿泊税納入申告書」及び「宿泊税納入書」に記載されています。
6.実績を入力する画面です。
以下、「電子申告の手引き」の該当するページを貼っておきますので、ご確認下さい。
7.送信画面です。入力に誤りがないか確認し、送信します。
8.申請状況の確認も行えます。
納入する
電子申請が終われば、納入書に納入金額を記載し、金融機関等から納入を行いましょう。
以上、京都市における宿泊税納入申告書の電子申請手続きの流れでした。