2016年12月30日

事務所紹介

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私は、2015年に行政書士試験に合格した後、フィリピンとイギリスに語学留学に行き、約4ヶ月間、日本を離れて英語を学びました。

その後帰国し、国際業務を扱う行政書士事務所での勤務を経て、2017年、このSJ-OFFICEを開業するに至りました。

私が行政書士となり、この事務所を開設したのは、日本の国際化・多様化に貢献したいという思いからです。
この思いを実現するため、外国人の日本での生活をサポートできるような仕事をしようと思いました。

私がそのような考えを持つようになったきっかけは、2011年の東日本大震災にあります。
当時、大きなショックに直面していた日本は、外国からたくさんの温かい支援を受けました。

そのこと自体、とても感動的なことだったのですが、私が特に驚いたのは、様々な国の若者が、ボランティアのために来日していたことです。

「外国で災害があったからといって、わざわざ自分がボランティアに行く?」

それまで私は、そんなことを考えたことが一度もなかったので、大変なショックを受けました。
その時以来、私は「世界の中の日本」というか「世界と自分との距離感」というか、そんなことをよく考えるようになりました。

その後、私は旅行や語学留学を通じて、海外での生活を体験し、いわゆる「多様性」というものを目の当たりにしました。

特にロンドン・パリ・クアラルンプールなどの都市では、人種・宗教・言語などが違う人々が当たり前のように一緒に暮らしており、私はそのダイナミックさに打たれ、「こうなると、きっと日本も面白くなる」と強く感じたのです。

そういうわけで私は、日本の国際化、多様化のために働こうと心に決めたのです。

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私が力になりたいのは、日本で暮らす外国人及びその家族、又はその雇用主の皆様です。中でも、大きな組織に所属していない方々のために働きたいと考えています。

大学や大きな企業には、所属する外国人をサポートする制度があり、仕事や勉強に専念できるような環境が整っていることがほとんどです。

私は、このような大組織に所属していないために、日本での生活に対するサポートを十分に受けられない方や、そんな方々のためにサポート体制を作ろうとしている、雇用主・経営者の方のお力になりたいと思っています。

日本でビジネスを起こしたい外国人の方、外国人を雇用し、新規事業に挑戦したい企業のご担当者様、お気軽にご連絡下さい。また、ゲストハウスなど、外国人観光客向けのビジネスを始めようとお考えの方の各種申請業務も承っております。

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開業当初は、ビザ・帰化申請中心の事務所になるだろうという見込みでしたが、実際には、旅館業許可申請・住宅宿泊事業の届出等、ゲストハウス関連の業務も多くのご依頼をいただいております。

「行政書士でありながら、住宅宿泊管理業者」という点を便利に感じて下さる事業者様が多く、開業して間もない事務所にも関わらず、多くの経験を積ませて頂くことができました。

住宅宿泊管理業者として登録していること以外にも、ゲストハウスに勤めていた経験もあり、Airbnb・Booking.comなどのOTAサイトの操作についてもアドバイスさせて頂けることも、好評を頂いております。

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開業以前、海外での語学留学を終えて、関西国際空港から京都まで帰る道すがら「日本は本当に日本人ばっかりだなあ」と、不思議な違和感を持ったのも今や昔の話で、電車に乗っていても日本人の方が少ないなんてことも、珍しくないご時世です。

もはや国際化・ボーダレス化なんて言葉も死語になりつつあるのかも知れません。

ただし、行政手続きが必要な場面に限って言うと、外国人であるということは、手続きにかかる時間と手間が、日本人である場合に比べて多くかかります。日本語がわからない場合は尚更です。

外国人が抱える、そんな行政上の不利益を解消することは、市民と行政の仲介者たる行政書士の使命である、と私は考えます。

私が、手続き上の障害や言語の壁を取り除くお手伝いをすることで、世界各国から訪れた人々のアイデアが、事業として現実化する。そうすると、日本はますます多様化した面白い国になる。

私は、そんなことを思いながら、日々の仕事に取り組んでいます。

自分
※フィリピンにて。見知らぬバイクタクシーの運転手と(2015年)
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